キャリア形成プロジェクト
Career

岡安ゴムでは、社員ひとりひとりが理想の自分に近づくために「今、どんなキャリアを積めばいいのか?」と考えることからサポートします。
キャリアビジョン面談・研修・資格取得等の教育制度が充実しているので、未経験でも安心してキャリアを伸ばしていけます!
独自のキャリア形成プロジェクトを、ここでは5つのキーワードで紹介します。

配属前研修&初期配属

入社後は、“製造の仕組みの理解”と“関係部署とのコミュニケーションを身につける”ため、全工程を経験する「配属前研修」からスタートします。(1~3ケ月程度)
総合職の「初期配属」は、配属前研修を通して適正を見極めながら、下記の工程のいずれかからスタートします。(受注発注・物流・加工・加硫成形・精練)
「初期配属」後はジョブローテーションの中で、様々なスキルを身につけることができます。
現場を理解し会社全体を見渡し、いずれは製造責任者・技術開発・品質保証・営業・経理・海外赴任など、様々なキャリアを目指していくことが可能です。

ジョブローテーション

「ジョブローテーション制度」とは、数ヶ月〜数年のスパンで営業・調達・量産・開発などの仕事を巡回して経験していく制度です。

一つの会社にいながらもいろいろな職種を経験でき、その結果、幅広い知識&スキルが身につきます。

ジョブローテーションで仕事をしていくことで、自身の部署だけではなく、他部署や関連企業、お客様にとって何が最適化を理解できるようになり、全体を見渡せる力がつきます。

ジョブローテーション

身につくスキル資格

ジョブローテーションで、製造業のすべての工程を通し、全体を見渡すことができるスキルが身につきます。

また仕事に必要なスキルや資格は会社で取得を目指せます!
配属先に合わせ、実務に必要な外部研修に参加して、身についたスキル・知識を活かし、資格取得を目指せます。

QC検定(品質管理検定) 機械保全技能士 ITパスポート 英文 貿易 フォークリフト

専門知識を必要とする技術職には、会社が認めた資格取得のための研修が充実しています。
設備工務課は2021年に新設した部署のため、現在、製造出身の設備工務課のメンバーが外部研修に参加し、
スキルを磨いています。

多彩なキャリアパス&階層別研修

マネジメントを目指す総合職では、リーダーシップをとり、後輩育成や目標達成するスキルを身につけます。
さらに経営層に、新たなイノベーションを創出するための提案と実行ができる人材に成長していくことができます。
一方、技術職では外部研修で専門分野を学びながらスペシャリストを目指していきます。

総合職(マネジメント業務)と技術職は双方向でのキャリアパスを行っています。
キャリアビジョン面談で将来のキャリアパスを話し合い、技術職から総合職へチェンジすることもあります。
またジョブローテーションから技術系に興味が湧き勉強を始め、総合職から技術職へチェンジするケースもあります。

充実した教育制度を利用し、これまでの経験を活かしながらキャリアを積んでいくチャンスです。
働きながら学ぶことは簡単ではありませんが、どんな職種からスタートしても「自ら学ぶ」という「思い」と「行動」があれば、活躍のチャンスは無限に広がっていきます。

階層別研修:職位ごとの多数の外部研修を受講していただき、スムーズなキャリアパスにつながるようサポートしています。

階層別研修

社員の声海外赴任を経験し現在は本社勤務でマネジメントを行っています

設備工務課 課長
 (2002年入社)

初期配属は品質管理、その後、製造リーダーに昇進したときに、「主任研修」を受講しました。その製造での経験を活かし、マレーシアに赴任。英語はほとんどできない状態で、独学で語学を学びました。

マレーシアの現地スタッフにモノづくりのノウハウを教育したり、機械メンテナンスのスキルを更に磨きました。3年間、工場の責任者を務めたのち、日本に帰任。

製造・購買部門の課長を任され、「購買調達部門マネージャー研修」「関西ゴム研究所研修」「労務管理研修」を受講。

現在は、昨年新設した部署である設備工務課の課長として、工場すべての製造設備の新規導入、保全、改善業務を行っています。

社員の声技術職で採用され総合職
へキャリアチェンジしています

営業技術課 課長
 (1997年入社)

学生時代は化学について履修していたため、初期配属は技術部でした。社内研修では、部長よりゴム技術者としての基礎知識を学び、外部研修では「関西ゴム技術研究所研修」を受講し知識を深めていきました。

ISO14001取得や環境対応に力を入れるため、各種化学物質の規制や対応について各種セミナーを積極的に受講し学んでいきました。
その後は、各ゴム協会が実施する講演会などに参加し、新しい情報を取り入れるようにしています。

課長に昇進してからは、全社的な取り組みに関わることが増え「ISO14001内部監査員養成研修」やマネジメント業務に必要なスキルとして「IT 」、「労務管理」など、幅広い内容の研修を受講するようになりました。

現在は、昨年新設した営業技術課で、営業マンに同行する機会が増え、ユーザーのニーズとシーズの情報取集と取りまとめを行いながら、今後の更なる技術力の向上に取り組んでいます。

キャリアビジョン面談

「キャリアビジョン面談」とは、個人の適正と希望、会社の方針を擦り合わせ、今後の働き方や身につけるべきスキルや考え方、努力をすべき方向性について話し合う場です。

年1回キャリアビジョンシートを作成します。シートを書くことで、過去・現在・未来の自己分析をする機会がもて、自身のやりたいことに対して、現在何をすべきかが明確になります。

シートを元にした面談では、上司のフィードバックによって、自身のキャリア形成にさらなる気づきが生まれることもあります。
ジョブロー テーションや配属、チャレンジしたい事など、生涯を見据えた自分のキャリアを会社と相談しましょう!
上司と直接話すのは緊張するという人は、普段から心置きなく相談できる先輩に同席をお願いすることもできます。
面談では会社の求めていることと、何に対して自分が評価されているかかも明確になるので、モチベーションアップに繋がります! また、本社のキャリアビジョンシート・面談の仕組みを、マレーシア支社でも取り入れ始めました。 日本からの赴任者も、帰任の1年前頃から、帰任後の働き方をイメージできるように、オンラインで面談をする機会を設けています。

社員の声キャリアについて話し合える会社についての印象

先輩の声

人とコミュニケーションを取るのが好きで、大学の英文科で学んだあと、新卒で岡安ゴムへ入社。
入社後は、当時本社だった大阪で営業を担当、その後本社機能が滋賀に移管され、滋賀での営業を経て、新設された名古屋営業所のひとり拠点を担当。
現在は本社に帰任し、海外赴任を見据えて製造などを勉強中。
近々マレーシアへ赴任予定。

総合職 神野 康平
 (2012年入社)

生まれ育った大阪を出て本社(滋賀)への異動を経験し、どこに引っ越してもやっていける自信がつきました。
その中での上司との面談で「英語を学んでたのなら将来、海外拠点は興味あるの?」という声がありました。
当時海外営業に漠然と興味はありましたが、実際自分がマレーシア赴任することにはピンときてはいませんでした。
そこでまずは上司と話し合い、社内の全てを理解するため、名古屋営業所で一人拠点での営業をスタートしました。
一人拠点では商品を売り込むだけではなく、支社長として、事務所の家賃や自身の給与等、採算や利益を意識するようになりました。 一人で仕事をすることの大変さを実感する中で、出来ることや裁量権が増え、自身で決裁できるレベルも変わり、仕事の面白さも生まれました。 一人拠点も慣れた入社4年目頃に、キャリアビジョンシートには将来のマレーシア赴任のビジョンを描き始めました。 シートを書き、面談の機会があることで、漠然としたキャリアを身近なものとして捉えられます。 遠い将来は見えなくても、直近のやりたいことや、そのために今何が必要かを考えるきっかけに繋がります。
現在は、平日の夜や休日に、英会話の勉強にも力を注いでいます。

上司の声キャリアビジョン面談の効果

上司の声

部長職 岡 敬二郎

キャリアビジョンシートは、過去30年の誇れる自分、現在の自分、未来30年後のありたい自分までを書くフォーマットになっております。初めて行ったキャリアビジョン面談のシートは、空白が目立っている人が多かったのですが、2回目は、例えば1年後の直近に何がやりたいかを考えて、近い未来の2,3年後の目標を書いていくことからスタートしている人が多い印象です。

普段コミュニケーションを取っていても、改めて面談の場を設けることで、互いの状況や希望を照らし合わせ、マッチさせることができます。

自分自身の目標を決め、前を向いて何かしらを目指して働いてほしいと考えています。

そのための自分の将来について向き合う機会として、シート&面談を活用してください。

人事考課制度

「人事考課制度」とは、会社と評価基準の共有を行い、会社の求めるみなさんの成果を、評価する制度のことです。その成果を残した人への対価(昇格&給与増、賞与)を渡すためにあります。

自身の努力の方向があっているのか、またどうすれば評価されるのかをはっきりさせることができます。